事例制作ログ

事例の制作・活用に関するアレやコレ、かなり雑談

導入事例でマーケティング~ 導入事例と「お金」の話

      2016/10/24

アーキテクチャーでは年間100本以上の導入事例を取材・制作していますが、果たしてその制作費はいくらでしょう?いろいろなお客様とのお付き合いがあるのであまり公にできないのですが、ここはブログということで、さらっとオープンにしてしまいます。1本25万円~30万円が業界の相場です。これには、ディレクション費、原稿制作費、デザインレイアウト費が含まれます。導入事例で一般的なA4ペラの事例PDFであれば、この予算で賄うことができます。ところで、よくある相談がディスカウントです。

「安くなりませんか?」「なりません」という攻防

「2つ発注するから安くしてくれませんか?」

という相談はよく受けます。その回答は決まっているのですが、

「安くなりません」

というのが答えです。

製造業と違い、導入事例は1つ1つが「手作り」です。数を増やしたからといって、「だんだん楽になる」「工数が減る」ことはありません。インタビュー取材からレイアウトまで、毎度同じエネルギー量が消費されます。ですので、回数によるディスカウントは基本的にお断りしています。

ただ、「年間で20本発注」など、通年である程度の予算を組んでいただける場合は、ご相談に応じています。

また例外的に、「1日で2事例を取材する」場合は、ディレクションフィーをディスカウントすることがあります。2日間に分けて2名のスタッフ(最小構成でディレクターとライター)が動くところを1日で終わらせてしまえば、明らかに効率化や時短につながるからです。

ディレクション費って何?

次に、よく聞かれる質問ですが、「ディレクション費って何ですか」というのがあります。(原稿制作費だけでいいでしょ、という訳です。)

それについてはぜひこの記事「ディレクターの仕事(1)~スタッフの力を引き出し、クライアントを納得させる」を見てほしいのですが、事例取材はライターだけでは成り立ちません。事前の準備や事後のチェックなど、様々な「段取り」が必要です。それを担っているのがディレクターです。ディレクション費は、ディレクターが取材前後を通じて行うすべての作業、雑務を含めた費用になります。

ぶっちゃけ、ディレクターが優秀であれば、ライターの腕が(仮に)多少悪くても、原稿の品質は一定に保たれます。

ライターの腕がよくて、ディレクターがアホだった場合は、とりあえず原稿はなんとかなるでしょうが、ライターとクライアントの両方から愛想をつかされて終わりです。

というわけで、ディレクション費は、事例取材に欠くべからざるコストなのです。

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この記事を書いた人

きたみー
きたみー
導入事例制作一筋10年以上。アーキテクチャーの代表もやってます。
未来の野望は映画監督と港で釣り人相手のラーメン屋台開業。

 - その他, マーケティング

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